お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

息子よ

息子が大学の専攻を選ぶ段階で真剣に悩み始めた。

やりたいと思って選ぶ予定だったコースより、さらに興味のあるものが出てきたらしい。

「でもさ。急にコース変更なんてして大丈夫かなぁ。俺、そのつもりじゃなかったから履修している授業も変わってくるし。就職もこれ、どうなんだろ」

「やりたいことをやったほうがいいよ。学生時代は。あれこれやって、違う、好きとかそうやって探っていくのもいいじゃない」

自分の希望や将来が漠然としたものから、次第に現実味のあるものへと絞っていくその不安。わかる気がする。

「心配だなぁ」

「遠い先の心配は一旦、ここで切り替えて、今は明日のアルバイトのための健康管理と準備とかを考えたほうがいいよ。明日、明後日と重なったその先にあるのが未来なんだから。明日を侮るな」

一日一日をしっかり前を向いて悩みながら進んでいく。いよいよそういう時期に来たんだね。

どう転んでも絶対大丈夫。

楽しんで。