お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

妖精見つけた

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ブルーウィング。ブルーバタフライ。ブルーエルフィン

青い蝶。青い妖精。

神様って本当にすごい。私の想像の及ばないものを作られる。

こうやってみると、花も草も人も動物も、何を持って普通というのか、何を持って珍しい、変わっているっていうのか、わからなくなる。

そもそも、普通なんてない。全部、普通。全部、変わってる。全部、美しい。

私のこの体も脳みそも、骨格も、肉付きも、すべて、そういうことなんじゃないのと、一瞬、思えてほっとする。

そういうことなのかもしれない。

 

公園を歩いていると、筋肉隆々の高齢者や主婦が颯爽と走っていきます。そこを一人だけ、大きく遅れたペースで格好悪く歩くことに、もう慣れたつもりだったけれど、知らないうちに、彼らを基準に自分を比べ、体力のなさをなんとかしようと、駆り立てられていたようです。

今でも、図々しく、時間はかかっても私もいつの日か走れるようになるかもしれない、なんて思っています。

普通になりたくて。

私は私で、そのまんま生きてても大丈夫。

まだ、ストンと腑に落ちていない。

じゃ、どうなりたいの。どういう人生、どういう生活スタイルが遅れたら安心できるの。

ベッドから降りられなくて一生病院で暮らすかもしれないと思ったあの時から、望むものが大きく膨らんでいる。以前は、そう気付くたびに、いけないって自分を戒めた。

生きる欲が出てきたんだね。

自分に言ってあげる。よくここまで来たね。よく頑張ったと思うよ。

今のままでも私は私を愛してあげていいよ。大丈夫だよ。

この世に存在するだけで、小さな光となっているんだよ。

最近、年なのか、自分に過保護になろうとギアチェンジ中なのですが、まだうまくいかない。どうせやるなら、超過保護になろうかな。そうなったらどうなるのかな。

自分を必ず支えてくれる人が私自身である時、本当に怖いものがなくなって、強い光となれる。そう思う。

 

いい子だね、私。大好きだよ、私。げっそりやつれても、浮腫んでも、太ろうが痩せようが、存在自体が、可愛いよ。だぁいすき。

毎日そう言おう。忘れそうだから忘れないよう、何度もなんども何ども何度も言おう。

今朝、見つけた青い妖精。ブルーエルフィン

うちの町にも妖精がいました。歩いていたら、目が吸いつけられたから、きっと妖精。

そこは12時から7時までしかやらない、商売っ気の全くない、公園通りの喫茶店。

お店の窓の下にヒョイっと植えられていました。

怪しげで、カフェとは程遠い、昭和の喫茶店。どんなマスターなんだろう。

想像では、きっと、お化粧バッチリしたおばちゃんか、やる気のない、おじいさん。新聞読みながら、こだわりのないコーヒーやメロンソーダを出すお店。

今度、ちょっと勇気を出して、行ってみよう。

妖精の待つ店。