お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

穏やかな夕方

昨日の夜から調子が悪く、今朝、珍しく起き上がることができませんでした。

何度も上半身を起こすけど、どうしても、また、ぐにゃりとベッドに戻ってしまう。

たいていの不調でも、エイって気合いを入れると、なんとかなるのに、どうしてもダメ。

息子が今日は学校が休みだから、気が緩んでしまってたのかもしれません。

8時頃までそのまま横になって起きました。しばらくは体がうまく動かせず、頭もうまく回らず、また入院・・と頭をよぎります。

昨夜の冷めたお味噌汁を飲んで、おせんべいをかじって、じっとしているうちに、ゆっくり、エンジンがかかり始めたのがわかりました。

よかった。今日もいける。

銀行に行きました。スーパーで買い物をしました。

二度目の洗濯物を干し、夕飯のトンカツの衣つけをしました。

近所の友人が来て、愚痴をこぼしていきました。

最終的に、朝の状態から一転して、昨日とたいして変わらない1日を送ることができた夕方。

こういう日なんです。

夕焼けや吹く風、聞こえてくる野球を練習する声、シャッターを閉める音。

すべてが生きてるってことなんだと、思う。

そういうものを感じることのできる体。切羽詰まっていない心の状態。

うまく言えないけれど。

最近、調子がいい日が続いていたから、元気が当たり前になっていたし、むしろ、欲張って、もっと、もっと、もっと役に立ちたいと、大きく膨らんでいたけれど。

私のポジションでそこを、空白にしないこと。

それができるこの日々。

私の体、ありがとう。忘れていてごめんよ。

丁寧に丁寧に扱うから。よろしく。