ただの毎日の中で。専業主婦の平和すぎる日常

自分の思っていること、ちょっと引っかかったこと。誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

人を見ないでください 自分だけを見てください

朝、聞いていたラジオで、有森裕子さんが言ってた言葉が突き刺さった。嬉しく突き刺さった。ので書いとこ。

 

話はマラソンランナーには3種類あるというところから。

「どれがいいとか悪いとかはないんです」

一つ目はジョガー。散歩よりは少し運動になるし、走ったり、歩いたり、というペースの人。二つ目はランナー。これは競技に出たり、フォームやタイムを記録して日々、記録を伸ばそうとしている本格的に取り組んでいる人。そして三つ目がアスリート。走るということで生計を立てている人。速さは関係なく、スポンサーがついて仕事として生計を立てている人をアスリートというのだそう。

だから、埼玉県の地方公務員であるところの川内さんは、ランナー。一等をとってもランナー。

「アスリートを追い越し、ランナーが一位をとった、という現象なんです」

健康にはどれが一番いいんですかと言う問いに

「本当は、健康、死ぬまで健康という意味で言ったら、死ぬまで毎日、生活だけで十分なんです。毎日の生活の中でちゃんと階段を使って、庭の草むしりとか、買い物で荷物を持って正しい姿勢で歩くとか。正しい姿勢を毎日の生活の中でしていれば死ぬまで十分歩けます」

マラソンというのはその筋力があった上で、じゃあ走ってみようかという段階です。だから初めは、速度よりも正しいフォームで走るために使う筋肉を鍛えていく。ゆっくり時間をかけて作って、そこからです。

そこで、70代のパーソナリティが茶目っ気で

「そうですか、どうしてもつい、かっこよく走ってやろう、あいつより早くとかって思うんですよね」

というようなことを言うと、そこでこの名言でした。

「人を見ないでください。自分だけを見てください」

有森さん自身がアスリートとして競争してきたというのにと思うけれど、彼女はマラソンは生きて仕事をしていくための手段として自分の人生で捉えていたそうです。オリンピックも、オリンピック選手としての名誉や誇りのためではなく、その後の仕事を考えた上でのオリンピックでのメダル獲得という経歴を考えていたそうです。

職業として、アスリートとして、の、オリンピック。

だから、そうでない人は、健康を考えて、そこから趣味で走るなら、フォーム、筋肉の使い方が一番大切ということなのだということを強くきっぱり言っていたのが響きました。

 

私は走ることもできない自分が、時々、かっこ悪いなぁと思いながら毎朝歩いています。自分よりずっと年上のおじいちゃんや、おばあちゃんが、跳ねるように走って抜いていきます。ジョガーだけでなく、ウォーキングをしている爺婆様たちにもグイグイと追い越されていくほど、のろのろ歩いているようなのです。自分ではスピード上げてるつもりが、抜かれていくという。

ときどき、ちょこっと小走りをしてみても走れて3メータ。

 

今はまだ筋肉から。

ゆっくりゆっくり背中を伸ばして正しい姿勢で、私だけを見て。

歩き始めた頃は公園半周もできなかった。歩いてきたら、その日は家事もできなかった。毎日歩けなかった。外出のある日はそれ以外に歩くなんてありえないほど体力もなかった。

今はどうよ。

ちゃんと公園歩いて、掃除洗濯、ご飯を作ってスーパー行ってさ。

私だけを見たら、進歩進歩。

 

有森さんみたいな強い人が言うと、勇気になる、力になる。

ありがとう。

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