お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ものは考えよう

夫は土曜日、眠り続け、日曜日は一日中寝巻きでした。

リビングでなんかの参考書を広げ、起きたまんまの格好でテレビを見たり、勉強したり。トイレに行くくらいです、歩いていたのは。

まぁ疲れてんだろうな。

寛容なふりをして、私もついでにダラダラ過ごし、夕飯はカレー。

それでも三食出てくるのを待って、動かぬ夫に夕方あたり、不満がふつふつと湧いてくるのです。

「なんだよ。親父、一日、寝巻きじゃねぇかよ、だらしねぇな」

帰宅した息子が鋭く詰め寄り攻めると、胸がすーっとしたのでした。

月曜日の朝、やはり早朝出勤していった夫を見送り、洗濯機を開けると中身が異様に少ない。あれ。なんだっけ。

そうです。夫が着替えなかったことで、昨日の洋服一式分、入っていないからです。男物の服は嵩張るので、減るとごそっと容量が開きます。

なんか得した気分。

やっぱり、無理やり着替えさせなくってよかったなぁ。

夫が夫なら妻も妻。